畳のお手入れと張り替えの目安

畳にうっかり飲み物をこぼしてシミになってしまったり、カビがはえてしまったりしたことはありませんか?そんな時の対処法を知っておいて、畳の劣化を防ぎ、キレイを保ちましょう♪
また、畳の汚れや傷みの対処法、張り替え時期について紹介しています!

●食べ物や飲み物をこぼしてしまったとき

食べ物や飲み物をこぼしてしまったら、まずは乾いた雑巾などでふき取りましょう。 ケチャップやソースなど、すぐにふき取ってもシミになってしまったら、小麦粉を振りかけて乾燥するまで待って、最後に掃除機で吸い取ってください。

シミに気づかず放置してしまった場合は、濃度1%の酢水を作って、雑巾を浸し固く絞って水拭きし、汚れをふき取りましょう。その後は忘れずに乾拭きしましょう。

●クレヨンや口紅など油性の汚れがついてしまったとき

クレヨンや口紅など油性の汚れは、サランラップを小さく丸めて、クリームクレンザーを少しつけ、力をいれずに押し付けないように汚れを優しくていねいに落とします。 畳目に汚れが入り込んでいる場合は、使い古しの歯ブラシに少量の中性洗剤をつけ目に沿って掻き出します。

汚れを取りきったら、固く絞った雑巾で水拭きをし、最後に乾拭きしましょう。

●灯油や尿の汚れがついてしまったとき

灯油をこぼしたり、ペットや赤ちゃんの尿がついてしまうと、表面の汚れが取れても臭いが残りがち。消臭効果のある粉末洗剤を振りかけて、粉末が水分や臭いを吸収したら掃除機で吸い取ってください。その後は忘れずに乾拭きしましょう。粉末洗剤がない場合は小麦粉やお塩でも流用できます。

●焦げ跡(軽度)がついてしまったとき

タバコやアイロンなどで畳にうっかり焦げ跡をつけてしまった場合、軽度の焦げ跡なら、下記のようなヤスリとつや消しスプレーで対処可能な場合があります。この対処法は軽い焦げ跡には効果がありますが、深い焦げ跡では穴が空いてしまいます。焦げ跡の度合いによっては張り替えが必要です。お手入れをする前に焦げ跡の深さを確認してください。

1・固く絞った雑巾で焦げを取る
2・焦げの部分だけをヤスリで優しく削り取る
3・畳と同色のアクリルスプレーか、つや消しのクリアスプレーを吹き付ける
4・軽く乾いた布で表面を馴染ませたら、しっかり自然乾燥させる

●カビがはえてしまったとき(早期の対処)

畳のカビの対処は、お天気の良い日に窓を開けて行うことをおすすめします。表面のカビをブラシのようなものでとり、掃除機で吸い取ります。その後布にアルコールを含ませて、カビにアルコールを染みこませるイメージでゆっくりふき取ってください。カビが発生したからといって、カビ取り剤を使うのはNGです。

畳目まで黒ずんでいる場合は、使い古しの歯ブラシにアルコールスプレーを吹きつけて、目地に沿ってゆっくりカビを掻き出してみてください。 1回で落とそうとせずに、数回に分けてていねいに落としましょう。 カビが取れたら、固く絞った雑巾で水拭きをし、最後に乾拭きし、しっかり水分をふき取りましょう。念のため、扇風機の風をあてて乾燥させるのもおすすめです。

畳の張り替え時期や目安

畳の張り替えは、裏返し、表替え、新床(床替え)3つの方法あります。

 

裏返しは、畳表を裏返すこと。

畳の縁(へり)は新しいものと交換します。
使い始めてから23年が目安です。傷みが少なく、畳の奥まで変色していない畳におすすめな一番手軽な『張り替え』です。

表替えは、畳表、縁(へり)を新しいものと交換すること。

お使い始めてから710年が目安です。畳表がささくれだった感じやこすれた感じになってきたら表替えのサインです。畳表を新しくするので、特殊な織り方の畳表にしたり、カラーの畳表にして部屋のイメージを一新することもできます。お使いの畳の『畳床』の種類に適した、畳表を選ぶことがおすすめです。『畳床』は畳表の芯材です。種類の識別、畳表の選定はプロの畳屋さんに相談しましょう。

 

新床(床替え)は、畳表、縁(へり)、畳床(芯材)全てを新しいものと交換すること。使い始めて15年~が目安ですがお使いの状況によっても異なります。

畳の上を歩くとフワフワする(沈む感じ)、
カビが生えている、ダニが発生しているなどの場合は早めにご相談ください。

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